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ランニング・ジョギングにスポーツ用メガネは必要? - Zoff Magazine

ランニング・ジョギングにスポーツ用メガネは必要?

Zoffのメガネライフマガジン Zoff MAGAZINE

ランニング・ジョギングにスポーツ用メガネは必要?

ランニング・ジョギングにスポーツ用メガネは必要?

  • 2022.05.13
  • LIFE STYLE

例えば人気の皇居ランは、道路が整備されていることや夜でも明るいこと、アクセスの良さもあって、24時間、誰かしらが走っている状態と言われます。
ジョギング・ランニングの実施人口は、東京マラソン以降、大きく増加したとも言われます。

運動を始めようと思った時、最も手軽なもののひとつがランニング・ジョギングではないでしょうか。スニーカーの1つもあれば気軽に今すぐにでも始められる身近な運動です。実際、街中で走っている方も日常的に目にします。

とは言えランニング・ジョギングは接触や転倒などのトラブルも多く他のスポーツ同様に、安全に行うための装備や意識が必要です。

そこでこの記事では、ランニング・ジョギングを快適・安全に行うために、メガネの使い方・選び方という観点から、お勧めしたいポイントについてお伝えいたします。

#ランニング・ジョギングは敷居の低い身近な運動

公益財団法人笹川スポーツ財団が発表している「ジョギング・ランニング実施率」調査によると、2020年における、週1回以上ジョギング・ランニングを行う方の割合は5.6%、推計実施人口は579万人とされています。

日本人の20人に1人は週に1度はランニング・ジョギングを行っているということになります。

→ジョギング・ランニング人口 2020年調査結果 - 笹川スポーツ財団

また、同じ「ジョギング・ランニング実施率」調査によると比較的人口が多い都市部の方がランニング・ジョギングをしている人の割合が高いようです。

どこでも行えるが故に危険も多く、身を守る対策が必要

実は、ランニング・ジョギングには接触や転倒などのトラブルが多いようです。一般的なスポーツや運動は、グラウンドなどの専用スペースであったり、スポーツクラブの中など特定のエリアの中で行います。
しかしランニング・ジョギングは、生活空間の中で行うためどうしてもリスクは高まります。

走っているときは周囲への注意がおろそかになりがちです。自動車、自転車、歩行者との接触事故のニュースは少なくありません。足下の段差や凸凹に気づかず転倒するなど単独事故も起きがちです。

他のスポーツ同様に、安全に走るための装備や意識が必要です。

スポーツ向けメガネがおすすめ

その際に、メガネ専門店としてお勧めしたいのはやはり「スポーツ向けメガネ」の活用です。五感の中で視覚は最も危険回避に有効だからです。

今は運動シーンで使うことを前提として快適・便利に作られたメガネがあります。

それを使うことでメガネへのダメージ等はもちろん、走っているみなさん自身の安全や健康面にもメリットがあります。

普段使いのメガネが良くないというわけではありませんが、運動時は運動に向いたメガネを使うとより安心安全にランニング・ジョギングを楽しむことができます。

#普通のメガネを使う場合に考えられる危険性やトラブル

第一に破損する可能性と、破損した際の日常生活への影響が大きい

スポーツ向けではないメガネで問題になりがちなのは、まずは「破損」です。

ランニング・ジョギング時は意外に大きな振動が起きます。特に疲れて来ると膝で振動を吸収できなくなってくるため、頭に伝わる振動も大きくなります。

そうするとどうしても、汗で動きやすくなったメガネはズレたり落下したりしてしまう可能性が高くなります。落下させてしまうと、当たり所によってはレンズにキズがつきますし、フレームが歪んでしまう恐れもあります。

また、風の強い日であればメガネのレンズに飛散物がぶつかる可能性もあります。飛び石が代表的です。屋内や屋外で歩いているときに比べて、メガネが受けるダメージはかなり大きくなります。

メガネのレンズに傷がついてしまった場合、直せないケースがほとんどです。

普段使いのメガネがダメになってしまったら一大事です。

キズについて知っておいて頂きたい点については、こちらの記事をご覧下さい。

特に都市部では車やバイク・自転車への配慮が大切

また、特に都市部を走る場合は車やバイク、自転車への配慮が必要です。

夜間に走る場合、車のヘッドライトによるまぶしさは事故の元です。雨の中であれば乱反射によりさらに危険性は増します。他にも、夕方など太陽の光が目に入りやすい場合は、周りが見えづらくなります。

歩道が狭い道を走る場合も要注意です。

ランナーは「歩行者」なので歩道を走る必要があります。しかし狭い道の場合、電柱や路駐の自転車・車をよけるために車道に出なければならないこともあるでしょう。

その場合視野が広く保たれていないと、思わぬ所から出てきたバイクや自転車、あるいは同じ歩行者との衝突の可能性があります。

#スポーツ用はなんとなく自分には早いような…とお感じの方へ

スポーツ用のメガネというと、本格的に走る人が使う物という印象があり、軽いランニング・ジョギングを行っている方は何となく手を伸ばしづらいかもしれません。

しかし今は、いかにもスポーツタイプではなく普段使いできるようなデザインの物も多くあります。アクティブ度によって選ぶことができる時代です。

例えばZoffではZoff SPORTSシリーズのひとつとして、SPORTY typeというラインナップをご用意しています。普段使いのしやすいフロントデザインに、豊富なカラーバリエーションを揃えており、普段使いとしてもお勧めです。

また、こちらのモデルのSportsタイプもお勧めです。

そしてメガネ専門店としておすすめしたいのはカラーレンズの活用です。

日中であればまぶしさを防ぐ効果があり路面形状が見やすくなるブルー系のレンズが便利ですし、夜間でも車のヘッドライトによるまぶしさもかなり低減してくれます。カラーレンズを活用することでこのような付加効果をつけることができます。

むしろ走ることに精一杯になってしまいがちな方ほど、スポーツタイプのメガネを使って余計な負担を減らし、まぶしさを軽減できるカラーレンズを使って周囲が見えやすい状態で走れるようにすることをお勧めします。

#スポーツ用メガネのポイント

スポーツ用メガネは一般的なメガネよりもフィット性を大事にしている点が大きな特徴です。つまり落下しづらいです。例えばZoffのスポーツ向けラインナップZoff SPORTSの特徴は

などがあります。

また、よりフィット感を求める方向けに、調整域の広いラバーテンプルを採用したモデルや、耳に当たる部分を中空にしてフィット感を高めた物などもご用意しています。また、合わせて様々な種類のカラーレンズを装着可能です。

#走るシーン別おすすめメガネ

朝など日差しの強い時間帯に走りたい方

日中など日差しが強い時間帯に走る方にお勧めしたいのは、偏光レンズの活用です。偏光レンズは、レンズとレンズの間に特殊な膜を入れることで、乱反射をカットする効果があり、地面からの反射光やぎらつきを抑えてくれます。

瞳に入る光のうち乱反射による光の量は、通常の自然光の約7〜10倍もあると言われています。そのため、偏光レンズで乱反射をカットすることで、まぶしさを防ぐことができます。

天候の良い日はもちろん、雨の日のヘッドライトや海岸沿いを走るときの海からの反射などにも大きな効果を発揮します。

偏光レンズの詳細についてはこちらの記事をご覧下さい。

夕方の西日や日光を反射したビルの窓や路面からの光も、偏光レンズは軽減してくれます。路面の白線もクリアに見えるようになりますので、交通量の多い場所を走る際の安全性アップに繋がるでしょう。

夜間走りたい方

会社や学校が終わった後など夜間のランニング・ジョギングがメインの方は、イエローライトをカットしてくれるブルー系のカラーレンズをお勧めします。

ブルー系のカラーレンズは防眩効果があり、車のヘッドライトによるまぶしさを低減してくれます。路面形状も見やすくなりますので、暗いところで不意に凸凹を踏んで転倒する危険性も減るでしょう。

ただ、日中使うような可視光線透過率が低いレンズだと、夜間は暗くなりすぎて危険です。可視光線透過率80%等弱めの物がお勧めです。

また、イエローカットレンズもお勧めです。イエローライトカットレンズは、まぶしさから目を守り、明るさや色の差を見分ける力をアシストする「光波長制御技術」を用いたレンズです。

通常のサングラスのように明るさを全体的に落とすのではなく、日常生活の中で、もっともまぶしく感じる黄色系の光を効果的にカットすることで、明るさを保ちながらまぶしさをやわらげてくれるため、夜間のランニングやジョギングに向いています。

イエローライトカットレンズの詳細




マスクと併用したい方

また、マスクと併用したい方は、くもり止めコートをお勧めいたします。メガネのくもりは、呼吸により水分量の多い空気がメガネのレンズに当たって、表面で水滴となって付着してしまうために起こることが多いです。Zoffのくもり止めコートは、レンズ表面に水分を吸収するコーティングを施すことで、くもりを抑えます。

また、スポーツタイプではありませんが、ゴーグルタイプのAir Visorもお勧めします。フィット感のある形状にくもり止めコート標準装備、そして周囲からの花粉をシャットアウトするシリコンフードが着いています。

カラーレンズ、調光レンズ、偏光レンズへの変更も可能です(調光レンズと偏光レンズはくもり止めレンズとの併用はできません)

#お手入れは毎回しっかりと

汗や、それとともに一緒に流れてくる整髪料や化粧品は、レンズにもフレームにも良い影響はありません。運動が終わった後は必ずお手入れをすることをお勧めします。

メガネのお手入れについてはこちらの記事をご覧下さい。

#その他のスポーツ向けのおすすめメガネ

スポーツ用メガネというと、自分にはまだ早いかな…別にもう1つ用意するほどではないかな…と思われるかもしれません。

しかし、様々なメリットがありますし、安全性アップにも大きく貢献します。また、普段使いと別にすることで、もしメガネの破損があっても日常生活への影響はなくなります。

かけごこちはどうなのか?自分には似合うのか?などお悩みの方はぜひ店頭でスタッフにご相談ください。お待ちしております。

ジョギングやランニング以外にも様々なスポーツ向けメガネ活用法をご紹介しています。是非以下の記事も合わせてご覧下さい。