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視力と度数の意味とは?自分にあった度数を決めるには - Zoff Magazine

メガネの度数とは?視力との違いや調べ方、慣れないときの対処法

Zoffのメガネライフマガジン Zoff MAGAZINE

メガネの度数とは?視力との違いや調べ方、慣れないときの対処法

メガネの度数とは?視力との違いや調べ方、慣れないときの対処法

  • 2023.12.08
  • HOW TO

メガネの度数とは、視力をどれだけ矯正すればよいのかを数値として表したものです。メガネをつくる際には、必ず度数を測定する必要があります。この記事では、度数と視力の違いやメガネが必要な視力の目安、自分の度数の調べ方、度数に慣れないときの対処法について解説します。

#度数とは?視力とは違う?

度数とは、視力を矯正するために必要なレンズの強さを数値で表したものです。視力と度数は混同されがちですが、測定方法も定義も異なります。

視力は「どれだけ目が見えているか」という見る力そのものを示す数値です。一方、度数は「どの程度視力を矯正すれば正常に見えるか」を数値として表しているものと考えればわかりやすいでしょう。つまり、度数がわかるとその人に必要なレンズの種類や強さがわかります。

度数は、球面度数(SPH)、円柱度数(CYL)、乱視軸(AXIS)、瞳孔間距離(P.D)など複数の要素で構成されているのが特徴です。各要素に関する詳しい説明は以下で解説します。

#メガネが必要な視力の目安は0.7以下

一般的な近視の場合、視力が0.3〜0.6であれば必要に応じてメガネを着用し、視力が0.3を下回ればメガネを常用した方がよいとされています。ちなみに、車の免許を取得する際は、メガネもしくはコンタクトを付けた状態で視力が0.7以上なければいなりません。したがって、メガネが必要な視力の目安は0.7以下と覚えておくとよいでしょう。

ただし、実際には生活環境や目の疲れ具合など、メガネが必要になる視力には個人差があります。近視だけでなく、遠視や乱視でメガネが必要なケースも少なくありません。まずは医師の検査を受け、指示に従うようにしましょう。

#適切なメガネの度数は視力が両眼で1.0程度

一般的には、メガネをかけたときに、両眼で1.0程度の視力になるような度数が適正とされています。過度に矯正すると必要以上に目の筋肉を使い、かえって目を疲れさせてしまう原因になるため、1.0以上に矯正する必要はありません。

ただし、左右の目の見え方の違いや視力を使う場面、年齢などに合わせて適宜調整する必要があります。

#度数を調べる方法

眼科を受診して処方箋を発行してもらう

詳しい度数の数値を出すためには、眼科を受診して処方箋を出してもらうのがよいでしょう。その処方箋をメガネ販売店へ持っていけば、適正な度数のメガネをつくってもらえます。処方箋は医療機関である眼科でしか発行してもらえないため、メガネの正しい度数確認のためにも、定期的な受診が大事です。

また、目が疲れていると正確に数値を測れない可能性があるので、眼科を受診する当日は、できるだけスマホやパソコンなどの使用を控えるようにしましょう。

メガネ販売店で視力測定をしてもらう

すぐにメガネをつくりたい場合は、メガネ販売店で視力測定してもらう方法もあります。メガネ販売店であれば、視力測定をした当日にメガネの受け取りが可能です。また、すでにメガネを持っていれば、それをもとに度数を測定できます。

ただし、視力測定の仕方や使用している機材、検査スタッフの熟練度などは販売店によって異なります。初めてメガネをつくる場合は、なるべく眼科を受診し、処方箋をもらうようにしましょう。

Zoffの店舗では、視力検査からレンズ・フレーム選びまでスタッフが全力でサポートします。お近くの店舗は下記からご確認ください。

#視力を測る方法

視力は検査で測定することが可能です。検査には「ランドルト環」と呼ばれるCの字に似た記号が用いられます。

検査はランドルト環の書かれた表から5m離れて行います。検査官が指定したランドルト環の、どの方向に切れ目があるか答えるというものです。ランドルト環は下の方にいくにつれて小さくなり、これらがどこまで見えているか測定することで視力が分かります。

測定された視力は「1.5」「2.0」といった小数点第一位までの数値で表されます。この数値は大きければ大きいほど、視力が高いことを示します。

#度数や視力は自分で計算できる?

正確な度数や視力を計算するには測定機が必要なため、自分で測ることはできません。お店で測った方がはるかに簡単です。

度数と視力にはある程度の相関関係があるといえますが、視力から度数を測ったり、度数から視力を測ったりすることはできません。視力が悪いほど度数が強くなる傾向にはありますが、度数と視力は別物と考えておくようにしましょう。

度数は一人ひとり異なり、視力が同じでも度数が違うというケースは珍しくありません。度数は視力以外にも「近視」や「遠視」といった目の特性すべてをふまえて、見え方を矯正するための数値です。度数を算出するには、視力以外の情報も必要となります。逆もまたしかりです。

視力や度数を正確に測りたい場合は、眼科かメガネ販売店で検査することをおすすめします。

#メガネの処方箋の見方と度数の表記

度数は、プラスマイナスの符号と数字、D(ディオプターorディオプトリー)という単位で構成されます。

表記の例:「-2.0D」「-1.0D」  

近視の傾向がある場合はマイナスが、遠視の傾向がある場合はプラスがつきます。メガネの処方箋に記載される用語の意味は以下の通りです。

球面度数(SPH)

球面度数は、近視または遠視の度数です。近視は数値の前に「-または凹」、遠視や老眼は「+または凸」をつけて表記されます。単位は「D(ディオプトリー)」で、数値が大きいほど度数が強くなります。

円柱度数(CYL)

円柱度数は、乱視度数の強さです。球面度数と同じく、近視は「-または凹」、遠視は「+または凸」で表記され、数値が大きいほど強い矯正が必要です。一般的に、-0.75以下の弱い乱視であれば見え方に影響はないため、矯正の必要はありません。

円柱軸(AXIS)

円柱軸は、乱視の方向・角度を表すもので、0°〜180°の数値で表記されます。90°に近いほど横に物が重なって見え、180°に近いと縦に物が重なって見える状態です。乱視の矯正が必要ない場合は記載されません。

瞳孔間距離(PD)

瞳孔間距離は、右目の中心から左目の中心までの長さです。単位は「mm」で表記され、左右別々に書かれている場合もあります。成人の平均は、男性が62〜64mm、女性が59〜60mmとされています。

遠用=FOR DISTANCE・近用=FOR READING

遠用は、遠くを見るためのメガネという意味です。日常生活で使用するという意味で「常用」と表記される場合もあります。一方、本を読むときなど近くを見るためのメガネを意味するのが近用です。また、老眼の場合は「for near」と表記されるケースもあります。

例えば、眼科の一般的な処方箋やZoffで作成した際の保証書にはこのように書かれております。この中でSPH(球面)が度数に当たります。(CYLは乱視度数に当たります)

#ネットでメガネを買う場合の度数調整の方法

ネットで度付きのメガネを買うことも可能

ネットからも度付きのメガネを購入できます。

Zoffのオンラインストアでは、度数情報を入力すれば度付きのメガネを購入可能です。

まず、商品をカートに投入後「レンズの種類・ケースを選択」画面で「度付き」を選択します。次に、どこの度数情報を参照するかを選択すれば完了です。度数情報は、お手元の処方箋情報からの新規入力や、以前にZoffの実店舗・オンラインショップで購入した度数情報を使用できます。

現在の自分の度数がわからない場合は「レンズ交換券」がおすすめです。オンラインストアでフレームのみ購入した後、レンズ交換券を使って実店舗で度付きにしてもらえます。

#現在の度数の調べ方

既存のメガネがあれば、自分の度数を調べられる可能性があります。現在と同じ度数のメガネを作るなら、現在の度数を知っておくと便利です。

ただ、メガネを使う環境の変化や視力の変化で、自分にあった度数は変わっていることもありますので、間隔が空いていれば再度検査する方が良いでしょう。

メガネの度数は、メガネ販売店で確認できるはずです。店頭ではもちろんですが、オンラインショップであれば購入履歴に記載されていることもあります。

購入履歴で確認する

処方箋だけでなく、一度メガネを購入したことのある販売店の履歴から度数を調べられる場合があります。

例えばZoffのマイページで自分の度数を確認する方法は以下の通りです。(※スマホ画面となります、PCから閲覧時は少し見た目が変わります)

1.会員登録を行い、マイページにログイン

2.マイページ内の「度数情報」で度数を確認

Zoffでは処方箋を読むよりも簡単に度数の確認ができます。オンラインストアでメガネを購入する場合、以前購入したものと同じ度数でメガネを作ることも可能です。

メガネ販売店に持ち込んで確認する

以前購入した店が分からない、遠方に引っ越して通販もやっていないなどの場合、メガネ販売店に直接メガネを持っていくことでも確認が可能です。

メガネ販売店にはオートレンズメーターという機械があり、メガネレンズの度数を直接調べることができます。メガネの購入履歴やデータを参照する必要はありません。ご自分で調べるのが面倒だという方は、メガネ販売店にメガネを持っていくのが良いでしょう。

なお、前回メガネを購入してから時間が経っている場合には、改めて視力検査を受けることをおすすめいたします。

#度数の合わないメガネをかけているとどうなる?

度数は知らず知らずのうちに変化している可能性があります。それに気付かず、度数が合わないメガネをかけていると違和感が続いたり、快適に使えなかったりする原因となります。

度数が合わない原因として最も多いのは、度数を正確に測定できておらず、メガネが合っていないことです。また、レンズの劣化や生活環境の変化、眼の状態の変化などによっても、度数が合わなくなることがあります。

見たい距離に応じた度数とずれた度数のメガネを使用していると、眼精疲労や頭痛、肩こりなどの症状や、ストレスなどにもつながるかもしれません。

自分では気にならないレベルの度数のずれでも、長く使うと身体の不調や疲労などの症状を引き起こしかねません。せっかくメガネを新調するなら、自分の度数にぴったりと合ったものを作ることをおすすめします。

Zoffでは度数の検査だけでなく、視力測定も無料で行っています。事前の準備も不要で、手軽に視力と度数を測定できるので、平日に眼科へ行けない方にもおすすめです。ぜひお近くの店舗で、検査をしてみてください。

#新しいメガネの度数に慣れないときの対処法

新しいメガネを買ったものの、なかなか度数に慣れなかったり、「度数が合っていないのでは」と感じたりするケースがあるかもしれません。

一般的には、メガネの度数に慣れるまでに1週間程度かかるとされています。最初は多少違和感があったとしても、しばらく経つと気にならなくなるケースがほとんどです。もし1週間以上経っても目が慣れない場合は、購入した店舗に相談してみましょう。

Zoffなら、店舗での購入かオンラインでの購入かを問わず、充実したアフターサービスを提供しています。

#自分に合った度数で快適なメガネライフを

メガネの度数は、視力をどれくらい矯正すればよいかを表す数値です。同じ視力でも、乱視が入っている場合など、状況によって度数が変わるケースも珍しくありません。

度数が合わないメガネをかけ続けていると、眼精疲労や頭痛、ストレスなどにもつながります。快適にメガネを使用するためにも、眼科やメガネ販売店などで定期的に度数を測ってもらいましょう。

Zoffの店舗では、スタッフがお客様一人ひとりに合わせたメガネづくりをサポートします。「自分に合った度数のメガネをつくりたい」「使っているメガネの度数が合っていない気がする」といったお悩みも、ぜひお近くの店舗でご相談ください。

また、Zoffのライフスタイルマガジン「Zoff MAGAZINE」では、メガネに関するお役立ち情報を多数配信しています。こちらもあわせてご活用ください。

※ 商品の価格や在庫状況は掲載当時の内容です