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VRゴーグルでメガネは不便…けれどもメガネが必要な場合はどうすれば? -Zoff Magazine

VRゴーグルでメガネは不便…けれどもメガネが必要な場合はどうすれば?

Zoffのメガネライフマガジン Zoff MAGAZINE

VRゴーグルでメガネは不便…けれどもメガネが必要な場合はどうすれば?

VRゴーグルでメガネは不便…
けれどもメガネが必要な場合はどうすれば?

  • 2022.01.28
  • HOW TO

バーチャルリアリティーを体験するために必要なVRゴーグル。最近はさまざまなVRゴーグルがお手頃な価格で発売されており、家庭で気軽にVRアトラクションを楽しめるようになりました。

しかし、普段からメガネを使っている方は、普段使いのメガネをかけたままVRゴーグルを使えるのか疑問に思われるかもしれません。

そこでこの記事では、視力が低い方がVRの世界を楽しむためにはどのようなVRゴーグルを選ぶべきか、そしてVRゴーグルと一緒に使う場合におすすめのメガネをご紹介します。

#VRゴーグルの特徴

VRゴーグルは、バーチャルリアリティー(Virtual Reality)を映すレンズが内臓されたゴーグルです。バーチャルリアリティーは日本語で「仮想現実」ともいわれ、現実ではないが、現実と同じような環境を作り出す技術を指します。

ゲームやYouTubeなど、VR体験が身近になったことで注目が高まるVRゴーグル。どのような種類があるのでしょうか。

VRゴーグルの種類

VRゴーグルは、映像を見るデバイスによって、種類を以下のように分けることができます。対応するデバイスやゴーグルの性能によって、本体の値段に差が出るのが特徴です。

  • ・パソコンと連動するタイプ
  • ・ゲーム機と連動するタイプ
  • ・スマホと連動するタイプ(スマホを利用するタイプ)
  • ・VRゴーグル単体で映像が体験できるタイプ

VRゴーグルとメガネは基本的に相性が悪い

基本的にVRゴーグルとメガネは相性が悪いです。

VRゴーグルは名前の通り、目を覆い頭をベルトで固定して装着します。メガネをかけている場合、メガネの上からVRゴーグルを装着することになるので、違和感を覚えるかもしれません。

 

#VRゴーグルとメガネを同時に使うことで起こる問題とは

VRゴーグルは目の近くに映像があるからと言って、誰でもピントが合うわけではありません。

裸眼の場合、ゴーグルのピントが合わない可能性があり、VRゴーグルにメガネが必要となります。メガネとVRゴーグルを同時に装着すると、どのような問題が起こるのでしょうか。

正常な映像が見られない

無理に装着すると、メガネがVRゴーグルのレンズに当たり正常にかけられません。

ゴーグルのレンズとの距離を適正に取れないため、映像がうまく反映されず、正しく見ることができない可能性もあります。

メガネのフレームが顔に押しつけられて痛い、歪む

VRゴーグルはバンドでしっかり固定をするため、メガネをかけたまま装着した場合、フレームが顔に押しつけられて痛いと感じるかもしれません。装着時の圧迫によって、メガネが歪むこともあります。

メガネのレンズが曇る・汚れて没頭できない

ゴーグルの形状によっては、メガネをかけたままVRゴーグルを装着すると息がゴーグルに入り、メガネが曇ってしまう場合があります。その場合、当然視界もぼやけてしまいます。

また、髪の毛やまつげが接触しやすくなるため、整髪料や自然に髪の毛に付いている脂がレンズにつくことでメガネも汚れやすくなります。普通にメガネが汚れたときと同じように視界に汚れが入るので、見づらくなります。

メガネの汚れで視界が悪くなってしまうと、VRの世界に没頭できなくなってしまいます。

そもそも入らない

メガネをかけることが想定されていないVRゴーグルの場合、そもそもメガネの上から装着ができないことも考えられます。この場合、メガネなしでVRゴーグルを使う他ありません。

#メガネが使えるVRゴーグルを選ぶ

メガネをかけたままでも使えるVRゴーグルは多いです。メガネを使いながらVRを楽しみたい方は、大前提としてメガネ対応のVRゴーグルを選びましょう。

有名メーカーのVRゴーグルのスペック表や説明書には、ゴーグル内に収まるメガネのフレームサイズが記載されています。高い製品であれば大きいサイズが入るわけではなく形状により様々です。

横幅や奥行きなどを元に、自分のメガネが収まるサイズの物を選ぶとよいでしょう。もし収まるメガネのサイズの記載が無い場合はメーカーや販売店に問い合わせ頂くことをおすすめします。

#VRゴーグルと同時使用におすすめのメガネ

VRゴーグルは基本的に裸眼での使用を想定しています。VRゴーグルがメガネ対応をうたっていても、裸眼と同様の快適性を得られるわけではありません。裸眼と比べれば、程度の差はあれども、圧迫感やレンズのくもりなどが起きますし、メガネにも負担がかかる可能性があります。

ただ、VRゴーグルと同時使用に向いているメガネを使うことで、不快感をある程度解消することができます。

柔軟性と強度があるフレーム

VRに没頭していると、より映像をはっきり見ようとメガネを無理に動かすなど無意識にメガネに負担をかけてしまうことがあります。

基本的にはその様なことをしないように気をつけて頂くのが第一ですが、柔軟性と強度が高いフレームを選ぶことで安心感は得られるかもしれません。

例えばZoffでは、軽くて柔軟でありながら壊れにくいタフなメガネ「Zoff SMART(ゾフ・スマート)」を取り扱っています。

※VR用に開発しているメガネではありません。軽くて柔軟なメガネですが、壊れないという保証はございません。

機能性オプションレンズを活用

ゴーグル装着時に巻き込んだ髪の毛やメガネが目に近いことが原因で、レンズが汚れやすくなります。また、VRゴーグルとメガネのレンズが接触すると傷がついてしまう可能性があります。そのため、汚れやキズつきを防止するスーパーハードコートをおすすめします。

スーパーハードコートは、8層以上のコーティングを緻密に重ねることで、標準レンズの約3倍ものキズ耐性があります。

曇り止めスプレーについて

また、メガネが曇ると視界がぼやけてしまいます。曇り止めスプレーも効果的かもしれません。

ただ、曇り止めスプレーは親水性のコートを施すというメカニズムであり、レンズに水滴が付着するのではなく、膜状に水分を定着させ曇りをおさえています。

そのため、ゴーグル内の水分量が多いと、許容を超えてしまい激しい結露が発生する可能性があります。

そのように使用環境等によっては、結露が発生する場合もありますのでスプレーをしたからといって100%曇らないわけではないことにご注意ください。

小ぶりなメガネ

VRゴーグルには少し小ぶりな(幅の狭い)フレームのメガネを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。Zoffでは、メガネのサイズ検索機能が充実しております。


#これからのVRゴーグルの進化に期待

メガネが手放せないほど視力が低い方でも、メガネに対応したスペースのあるVRゴーグルを使い、レンズもくもり止めコーティングを施した物を使えば、かなりストレスは軽減されるでしょう。

しかしながら、裸眼に比べれば快適性は劣るのが現状です。

VRゴーグルによっては、ピント調整機能があり近視をカバーしてくれるとうたっているものもあります。また、ピント調整以外にも瞳孔距離・焦点距離の調整が可能なモデルもあります。

しかし、それはあくまで「VRゴーグル」としての調整機能に過ぎません。双眼鏡についているピント調整機能と同じ位置づけです。メガネのような医療機器ではないため、きちんと作ったメガネと同等のものが手に入るわけではありません。

とはいえ、日本に限らず世界中でメガネは使われています。そのため、よりメガネと相性の良いVRゴーグルが開発されることは充分期待できます。VRゴーグルの新製品のニュースをチェックして頂きつつ、本記事でご紹介したような、VRゴーグルと相性の良いメガネで楽しんでみてはいかがでしょうか。